耐久性や加工性の高さからエレベーター扉によく使われるステンレスですが、仕上のバリエーションにおいては物足りなさもありました。フロントのクラフトステンレスは、一般的なカラーステンレスと比較して圧倒的な装飾性とメンテナンス性を備え、職人の手仕事ながらコストパフォーマンスにも優れる素材です。エレベーターと壁パネルの仕上を合わせて空間コーディネートも自由自在。エントランスホールデザインに多彩な可能性が広がるクラフトステンレスをぜひお試しください。
フロントでは、独自の仕上技術をベースに研究開発を重ね、ステンレスに全く新しい表情を与えました。奥行きさえ感じさせる重厚な色と熟練の技術者が研磨で描く唯一無二のテクスチャー。従来のステンレス仕上では難しいグラデーション表現も可能です。質の高い装飾性を備えながら、コスト感は従来のカラーステンレスと変わりません。単調になりがちだったエレベーターの扉にデザインの自由をもたらすハイコストパフォーマンス素材です。
職人による塗装と研磨技術で特許を取得した「FRONTCRAFT®」によるデザイン性の高いテクスチャーが、エレベーター扉や壁パネルなどに自由にお使いいただけます。いままではバリエーションに乏しかったエレベーターホールのステンレス仕上に多彩な選択肢が増え、自由な色調やグラデーション表現など唯一無二のテクスチャーでエントランスホール全体を演出することができます。
フロントでは「クラフトステンレス」をはじめ、表情豊かな仕上ラインナップをご用意。もちろんカラーカスタマイズも承ります。
カラーステンレスの場合、施工後についた表面の傷を消すのはほぼ不可能ですが、クラフトステンレスは塗装と研磨の技術で美しく補修することができます。
写真は、塗膜を剥ぎ下地が見えるレベルの傷をつけたクラフトステンレスの右半分だけを補修した実験です。仕上の色にかかわらず傷は目立たなくなり、色調もムラ感も再現できました。
クラフトステンレスは、第三者機関による塩水噴霧試験(適用:JIS K 5600-7-1)において、1000時間試験の結果、外観異常・テープによる剥離は確認されず、高い防食性を証明することができました。
クラフトステンレスは、屋外環境を擬似的に再現する「サンシャインウェザーメーター」を使用した第三者機関による促進耐候性試験において充分な耐候性を維持していると評価されました。
※沿岸地域など外部環境によって状況は変化します。詳しくはお問い合せください。
JIS5600 6-2に沿って耐温水試験を実施、クラフトステンレスを40℃の温水浸漬、1000時間後に外観確認(色差・光沢)を行い、試験前後で大きな変化及び外観異常が無いことが確認できました。
クラフトステンレスは例えば冬季で雪下の状態が続くような屋外環境でも安心してお使いいただけます。
1000時間の耐温水試験の結果、試験前後で色差・光沢の大きな変化はなく、外観異常も認められませんでした。
カラーステンレスの場合、施工後についた表面の傷を消すのはほぼ不可能ですが、クラフトステンレスは塗装と研磨の技術で美しく補修することができます。右の写真は、塗膜を剥ぎ下地が見えるレベルの傷をつけたクラフトステンレスの右半分だけを補修した実験です。仕上の色にかかわらず傷は目立たなくなり、色調もムラ感も再現できました。
備考