沿岸地での使用について
「フロント クラフトステンレス」 塩水噴霧試験1000時間到達!
ステンレス意匠仕上において驚異の塗膜耐久性を実現しました。
塩害に悩まされる沿岸地に強い、意匠性に優れたステンレス仕上。
潮風が届く沿岸地は、金属にとって塩害による腐食を恐れなければならない場所です。塩害に強い耐食塗装といえば船舶に施されるような性能特化仕様で、美観や意匠性などは望めないもの・・・。そんな既成概念を覆すステンレス意匠仕上が、驚異の性能を実現して登場しました。
フロントの特許仕上製法が描く、新たなステンレスの可能性。
塩水噴霧連続1000時間の耐久性試験をクリアしたこの仕上は、フロント特許製法「FRONTCRAFT®」が実現したもの。ステンレス材に塗装と研磨を重ね職人が表情を付ける手間のかかる仕上ですが、ステンレスとは思えない豊かなカラーと深みが楽しめます。今回の塗膜耐久性の実証で、使用環境を選ばない強さという新しい可能性も手にしました。
JIS規格「塩水噴霧試験」とは。
JIS規格K 5600-7-1塩水噴霧試験は、塩水噴霧試験装置を使用して、中性の塩化ナトリウム溶液を噴霧し耐食性を調べる試験です。今回は試験サンプルに規定の傷(クロスカット)を付け、塩水を1000時間連続噴霧、その後目視による外観チェックと、クロスカット部に粘着テープを用いた塗膜の剥離幅を測定します。当社サンプルの試験結果は、外観異常なし・塗装の剥離も見られない、というものでした。
<試験内容>
塩水噴霧試験(適用:JIS K 5600-7-1):35°C、
5%NaCl連続噴霧(クロスカット入り)
・1000時間:外観異常確認 テープ剥離(剥離幅測定)
塩水噴霧試験1000時間後のサンプル
※ 各団体により規格・基準は異なります。