「フロントと共に振り返る」第二弾は、「副都心線渋谷駅」を共に振り返りましょう。

私たち株式会社フロントは耐候性綱との出会いによってスタートし、今ではメッキ鋼板やステンレスも取り扱っております。その始まりの素材である耐候性綱を使用したSuper C.F.Cという仕上で製作したのが、東京の中心ともいえる渋谷の副都心線 渋谷駅です。

この建築のコンセプトとされたのは「地中船のコックピット」。地中に潜った宇宙船をイメージし、「地中船」という単語が生まれました。その地中船という名にふさわしい表情を作るべく、私たちのSuper C.F.C-N(S)が採用されたのです。すべて職人の手作業で作られていることで、鉄らしい質感を残しながらも、他の鉄とは少し違う絶妙な表情を生み出すことが可能となり、フロントの仕上の特徴が最大限に活かされた完成形へと辿り着きました。

鉄自体の重厚感や存在感を放つ耐候性鋼板と、フロントの仕上がお互いの良さを引き出し合い、この渋谷の地下でしか味わうことのできない仕上がりとなっています。

東京に住んでいる人ならば一度は通ったことがあるであろう、副都心線渋谷駅。今までもこれからも、印象的な表情を魅せていくことでしょう。