耐候性鋼とは
耐候性鋼は、普通鋼に銅、クロム、リンなど数種類の合成元素を添加した合金(低合金高張力鋼)です。
耐候性をもたらす仕組みは、サビによる浸食が母材表面で止まり極めて緻密に母材に密着することで、
サビ層自身が酸化皮膜となって 水や酸素から守る「壁」となり、その後の腐食反応を抑制するため。
耐候性鋼は、他にも硬度の高さや加工のしやすさ、経済性など、 多くの潜在力を秘めた魅力的な金属素材です。
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「鉄を超える鉄」耐候性鋼に、美しさをプラス
耐候性鋼の金属素材としての優位性に着目し、
鉄のナチュラルな美しさを引き出す技術開発に多くの時間を費やしてきた株式会社フロントでは、
サビを強制的に発生させることでその模様を楽しむ自然志向の建材をいち早く実用化しました。
また特殊リン酸皮膜で表面を覆うことで鋼(はがね)の表情・趣きを味わえる独自の仕上げ手法を確立。
職人が丁寧に吹き付け塗装した多彩なカラーバリエーションも実現しました。
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年齢を重ね味わいを増す建材として
耐候性鋼を外装材として用いた場合は、経年により色調や風合いが変化していきます。
これは表面が風雨などの環境要因により時間をかけて酸化していくことによるものですが、
耐候性鋼はサビによる腐食の心配がないため、鉄の表情変化を「エイジング」として鑑賞することが可能です。
多くの建築デザイナー様・施主様に、これを「フロントの耐候性鋼の大きな魅力」とご評価いただいております。


竣工時の鮮やかさを取り戻すメンテナンス
耐候性鋼はサビによる内部への浸食がなく金属素材としての強度は劣化しないため、
経年変化により色あせた風合いが気になる場合は、
独自の塗装技術によって竣工時の鮮やかさがいつでも蘇ります。
フロントでは美観を保つための定期的なメンテナンスについても承りますので、
施工からアフターサービスまで安心してお任せください。

